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かけ足で過ぎていく秋。夏や冬に比べるとうんと短く、うっかりしているとあっという間に終わってしまいます。その短い秋を堪能するには、やはり紅葉。一日の寒暖の差が大きいほど、紅葉の色づきが鮮やかになるといわれています。ソウルの紅葉は毎年10月中旬から少しずつ始まり、11月初旬にピークを迎えます。景色を彩る紅葉が見られる韓国のいくつかの名所紹介します。
◎雪岳山(ソラッサン)
韓国の紅葉の名所と言えば雪岳山国立公園です。ケーブルカーに乗って眺望を楽しんだり、渓谷沿いを散策したり、大青峰(テチョンボン、1,708m)までチャレンジしたり、様々なコースがあるので体力にあわせてお楽しみください。荒々しい岩肌と色鮮やかな紅葉のコントラストは日本では決して見ることのできない絶景です。
◎智異山(チリサン)
韓国南部にある智異山国立公園は韓国最大の広さを誇ります。切り立つような雪岳山の姿と比べると、やわらかい稜線が続く智異山は女性らしい山と表現されます。しかし、最高峰の天王峰(チョナンボン、1,915m)は韓国第二位の高さです。公園の規模が大きいため25.5kmにも渡る縦走コースから渓谷散策コースなど、多彩なコースがあります。
◎漢拏山(ハルラサン)
韓国で一番高い山である漢拏山(1950m)。すらりとした美しい山容を島のどこにいても眺めることができ、済州島のシンボルです。手軽なトレッキングから本格登山までコースは様々ですが、道が整備されているため標高の割には比較的登りやすい山と言えるでしょう。春はツツジ、夏は緑陰、秋は紅葉、冬は雪と四季折々の姿は美しく、特に過ごしやすい秋は済州島の雄大な自然を楽しむのに最適です。
◎景福宮(キョンボックン)
王の正宮として使われた韓国を代表する宮殿。観光スポットの定番であるとともに紅葉の名所でもあります。ソウルに来たならば名園と言われる慶会楼(キョンフェル) と香園池(ヒャンウォンジ)の紅葉をぜひカメラに収めてください。
◎昌徳宮(チャンドックン)
正宮である景福宮に対し、離宮として建てられた昌徳宮はどこか優美な佇まいです。特に秘苑(ピウォン)と呼ばれる庭園が有名で、王たちの憩いの場であったことを伺い知ることができます。歴史を物語る巨木の紅葉は圧巻。
◎仏国寺(プルグッサ)・慶州
屋根のない博物館と称される慶州(キョンジュ)には数多くの文化財や遺跡が残されており、中でもユネスコ世界遺産に登録された仏国寺は豊かな自然に囲まれ、境内の木々が色づく頃は一層その美しさを増していくようです。また慶州市内はのどかな田園風景が広がるので、存分に韓国の秋を満喫することができるでしょう。
◎河回村(ファフェマウル)・安東
河回村は豊山・柳氏が600年あまり代々暮らしてきた同姓村で、昔ながらの韓屋(ハノッ)や町並みが良好な状態で残され、両班(ヤンバン、昔の貴族階級)の子孫が今でも生活しています。美しい家並みと周囲の自然環境がよく調和し、訪れる人に安らぎすら与えてくれる穏やかな村。紅葉の頃は絵本から抜けだしたような美しい光景が広がります。韓流スター、リュ・シウォンの実家があることでも知られています。
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